2026.08.23 / ぶち上げインタビュー
【経営者インタビュー】「年間1500人の学生ポーカー大会」——学生1,500人のポーカーコミュニティで採用の新しいかたちをつくる20歳。SPT・魏子軒さん

20人から始めたポーカー大会が、1,500人の学生コミュニティになった。 中央大学法学部3年の魏子軒さん(20)は、Student Poker Tour(SPT)という学生限定のポーカー大会を運営している。最初は仲間20人を集めることから始まったその大会は、各大学に急拡大し、今や累計1,500名を超える学生コミュニティへと育った。大会を入口に、企業の採用支援(RPO)という本格的なビジネスへと進化しつつある。 千葉出身、中央大学附属高校(中附)を経て中央大学法学部へ。高校も大学も「ギリギリ」で突破してきた彼が、いつの間にか学生最大規模のポーカー大会を運営し、企業と学生をつなぐプラットフォームを
この記事の要点
- 01各大学のポーカーサークルや個人が参加できるトーナメント形式の大会をやっています。
- 02半分以上がMARCH以上の大学に在籍しており、エンタメ採用にも強みがあります。
- 03魏子軒さん:具体的なビジョンよりも、自分の判断で動き続けられる人間でいたいですね。
※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。
事業の全貌——学生限定ポーカー大会「SPT」が生まれた理由
——まず現在の事業について教えてください。
魏子軒さん:学生限定のポーカー大会を運営している団体です。各大学のポーカーサークルや個人が参加できるトーナメント形式の大会をやっています。ただ試合をするだけじゃなくて、企業のスポンサーが入っていたり、就活との接点を作ったりしているのが特徴ですね。
——事業規模はどのくらいですか?
魏子軒さん:累計で1,500名を超える学生を集客しています。大学の仲間たちと一緒に運営しています。
——「1,500名の集客」というのはかなりのパワーワードですが、どうやって広げたんですか?
魏子軒さん:大会の集客方法はSNSを泥臭く頑張ったことです。後々、各大学のポーカーサークルの方に参加してもらい、連携を始めました。
千葉の少年が「ギリギリ」で掴んできたもの——勉強と受験の日々
——幼少期はどんな子でしたか?
魏子軒さん:千葉出身で、小中学校は勉強ばかりしていましたね。親の影響もあって、わりと真面目に勉強に向き合っていた。将来の夢とかはあまり具体的じゃなかったですけど、とにかく上を目指して勉強していた感じです。
——高校は中央大学附属高校(中附)に進まれたんですよね。
魏子軒さん:そうです。中附はギリギリで入りました(笑)。制服もなくて、わりと自由な校風なんですよね。
——大学も中央大学法学部ですが、こちらも?
魏子軒さん:そうです、こちらもギリギリで(笑)。
吉祥寺で「これだ」と思った日——ポーカーとの出会いと決意
——ポーカーに出会ったのはいつ頃ですか?
魏子軒さん:大学に入ってからです。吉祥寺の近くのポーカー場に行くようになって、そこで本格的にはまりました。一回やったら「これだ」ってなって。
——そこからSPT立ち上げに繋がったきっかけは?
魏子軒さん:「もっとちゃんとした大会があれば、もっと多くの学生がポーカーをできるんじゃないか」って思ったのが最初ですね。大学生がポーカーを本気で楽しめる場所を作りたかった。
20人→1,500人。ハブ戦略が生んだネットワーク——「一人が動けば、百人が動く」
——具体的にどうやって1,500名まで拡大したんですか?
魏子軒さん:今年9月に大阪大会、3月に東京で大規模な大会を開催予定。今後も学生だけで運営する、学生ポーカー大会の拡大を見据えています。
——今の運営体制は?
魏子軒さん:大学の仲間と一緒にやっています。今年1月に合同会社Runnerを設立しました。
遊びがビジネスになった瞬間——企業を動かす「学生の母集団」
——事業としてのビジネスモデルを教えてください。
魏子軒さん:RPOという形で、新卒の就活支援として企業様から費用をいただいています。ポーカーの大会に来る学生って、行動力があって、本気で物事に向き合える子が多い。そういう層と企業を繋ぐことに価値があると思っています。
——強みはどこにありますか?
魏子軒さん:やっぱり母集団の大きさですね。1,500名という規模感と、その質。半分以上がMARCH以上の大学に在籍しており、エンタメ採用にも強みがあります。優秀な学生が自然と集まってくる構造になっています。
——最初のスポンサー企業はどうやって獲得しましたか?
魏子軒さん:初めのスポンサーはご紹介からのご縁でした。ビジネスアスリートクラブ(BAC)に入っており、ビジネスについて知り、ご紹介から成約に繋がりました。最初の成約ができた時は本当に嬉しかったですね。「ここから始まるんだ」って実感した瞬間でした。
就活か、起業か——「どこでも行けそう」な20歳の選択
——大学3年生で就活も視野に入る時期ですが、今後の展望は?
魏子軒さん:正直、いろんな選択肢があります。大企業に就職することも真剣に考えているし、このまま事業を続けていくことも。どっちも本気でやりたいとは思っています。
——5年後、10年後、どんな大人になりたいですか?
魏子軒さん:具体的なビジョンよりも、自分の判断で動き続けられる人間でいたいですね。ギリギリでも、前に進むことを怖がらない人でいたい。それが自分らしいかなと思っています。
今まで関わってくれた仲間へ、そして経営者へ——20歳からのメッセージ
——今まで関わってくれた仲間へ、メッセージをお願いします。
魏子軒さん:SPTを一緒に作ってきてくれた仲間、本当にありがとうございます。最初に20人を集めた時から、ここまで来られたのはみんながいてくれたから。これからも一緒に面白いものを作っていきたいです。
——最後に、採用に悩む経営者・企業様へメッセージを。
魏子軒さん:優秀な学生と出会いたい企業様、ぜひ一度お話しさせてください。ポーカーという切り口から、採用の新しいかたちを一緒に作れると思っています。「こんな学生と働きたい」という企業様、お気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。
■ 組織概要
組織名:Student Poker Tour(SPT)
代表:魏子軒(ぎしけん)
事業内容:学生限定ポーカー大会の運営・新卒就活支援(RPO)
HP:student-poker.com
取材:河本龍真 文:佐藤大遥(株式会社One Rep)
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