2026.09.26 / ぶち上げインタビュー

【経営者インタビュー】「"やりたい"で終わらせない場所をつくりたい」——未来応援型プロジェクトでエンタメの入り口を設計しなおす。SOLSIGN・永井美妃さん

「"やりたい"で終わらせない場所をつくりたい」——未来応援型プロジェクトでエンタメの入り口を設計しなおす。SOLSIGN・永井美妃さん

夢を持つことに、年齢制限はない。 「SOLSIGN(ソルサイン)」は、エンターテイメントの世界で"やってみたい"を抱えたまま立ち止まっている人に、その最初のきっかけを渡すために立ち上がった未来応援型プロジェクトだ。ダンサー、モデル、俳優、そして音響・照明・MCといった裏方まで——プロかどうかではなく、本気かどうかを問う。そしてチャレンジしたい人に経験の場を用意する場所。立ち上げたのは、永井美妃さん(以下、美妃さん)。 小学1年生でバレエを始め、高校3年生まで舞台に立ち続けた。怪我でバレエの道を離れたあとは母がやっていたジャズダンスの道へ。「母と同じ舞台に立ちたい」という願いを実現し、テーマパー

この記事の要点

  • 01だからSOLSIGNは、今までそのきっかけがなかった人に対して、すべてのきっかけをつくっていける場所になりたいんです。
  • 02その気持ちに対して、光を差してあげて、道しるべになる何かきっかけをつくってあげられたら。
  • 03ただのイベントではなく、経営者層の方が来るような形のイベントを開いて、来ていただいた方に「私、こういうことをやっていて」とお伝えする。

※ 人生ぶち上げch編集部が本文をもとに整理した独自の要約です。

「やりたい」の先に、道しるべを置く仕事——SOLSIGNという名前に込めたもの

雲の隙間から差す光を、誰かの人生に

——まずは、立ち上げられたばかりのSOLSIGNについて教えてください。

美妃さん:一言で言うと、未来応援型のプロジェクトです。何かをやってみたい、何かを成し遂げたい。そう思ってはいるけれど、じゃあどうやったらそれが手に入るのか、どうやったらそれを経験できるのか。それを実現すべく行動できる人って、やっぱりすごく少ないと思っていて。しかもエンタメの領域って、どこまでいってもプロであることやスキルを求められるんですよね。だから「経験したいな」と思っても、その経験にたどり着けないまま終わってしまう。それが今のエンタメの世界で最もここ止まりになってしまう人が多い現状なのかなと思っていました。

だからSOLSIGNは、今までそのきっかけがなかった人に対して、すべてのきっかけをつくっていける場所になりたいんです。私自身が今までそれをできてきたからこそ、今度は自分のためじゃなくて、人のためにそれをつくってあげたい。そこが、このプロジェクトの軸になっている部分です。

——「SOLSIGN」という名前の由来も伺いたいです。

永井さん:SOLは、太陽や月という意味を持つ言葉なんです。SIGNは、道しるべ。私がよく表現するのは「天使の階段」で、雲の隙間から光がすっと差し込んでくる、あの幻想的な景色をイメージして名前をつけました。

ずっとモヤモヤしていて、やりたいな、やりたいなって思っていた。その気持ちに対して、光を差してあげて、道しるべになる何かきっかけをつくってあげられたら。そんな思いから生まれた名前です。

生活の中心には、いつもバレエがあった——小学1年生から始まった18年

「習いたい」ではなく「習わされた」からのスタート

——ここからは過去のお話も伺わせてください。子どもの頃はどんなお子さんでしたか。

永井さん:私は小学1年生のときからバレエを習い始めているんです。きっかけは母で、母も子どもの時からバレエをやっていたそうで。そんな母にレッスンへ連れられてのスタートでした。だから正直、「習いたい」ではなく「習わされた」という感覚でのスタートでした。

でもそこから高校3年生まで、私はバレエの魅力にハマり、辞めることなくずっとバレエをやり続けたんです。本当に、バレエが自分の生活の中心になっている。そんな子ども時代でしたね。

——やめられたきっかけは何だったのでしょう。

永井さん:足を怪我してしまって、続けていけなくなってしまったんです。私はもう少しやり続けたかったので、自分から辞めたわけではなくて。私は一度始めたものはずっと継続していくタイプではあると思っていますね。

母と同じ舞台に立ちたかった——ジャズダンスへの転向

エンタメの世界から離れる、という選択肢はなかった

——バレエを離れたあとは、どんな道を選ばれたんですか。

永井さん:バレエという道は離れたけれど、エンタメの世界からは離れたくなかったんです。それで、母がジャズダンスをやっていたので、じゃあ私もジャズダンスの道に行こう、と。ジャンルを変えました。

ジャズダンスを選んだのは、母と同じ舞台に立ちたいという夢があったからなんです。同じ道に行けば、一緒に舞台に立てる。それは実際に叶えることができました。そのあとは、自分自身で何か分かりやすく目指すものがある場所で極めてみたいなと思って、テーマパークダンスというジャンルにも入っていきました。

——ダンスの専門学校に進むという選択はされなかったのでしょうか。

永井さん:本当は行きたかったんです。名古屋にダンスの専門学校があって、そこに進みたかったんですけど、母から「ダンスの道に進んでも手に残る職があるわけじゃないし、まずはちゃんと資格を持って仕事をしなさい」と言われて。すごく悩みました。

じゃあダンスを続けながら何かできそうなところで、と考えたときに、もともと子どもが好きだったので保育士だな、と。それで専門学校を諦めて、4年制の大学に通う選択をしました。大学の4年間もダンスといろんな機会にチャレンジしつつ、ちゃんと卒業して、保育士の資格も取って、仕事にも就いています。

金曜の夜、夜行バスに飛び乗る生活——保育士とダンスの両立

ストイックな生活でもしんどくなかった

——保育士として働きながら、ダンスも続けられていたんですよね。

永井さん:どうしてもダンスをずっとやり続けたいという気持ちが強かったので、両立をずっとしていました。本当に忙しいときだと、土日が休みだったら金曜日の夜に夜行バスに飛び乗って、名古屋から東京とか、名古屋から大阪へ行って。お金もないので夜行バスを選ぶし、ホテルも高いのでホテルに泊まる選択は選べないので、ネットカフェに泊まったりもして。それでまた日曜の夜か月曜の朝に夜行バスで帰ってきて、そのまま仕事に行く、みたいな。

——相当ストイックな生活ですね。

永井さん:でも、それでしんどかったかと言ったら、全然そんなことはなくて。大好きなダンスにずっと触れていることができている自分の人生が、すごく楽しいというのが一番強かったんです。だから、私はエンタメがすごく好きなんだなというのを、いろんな過去を振り返って、どんなシーンからもすごく感じるんですよね。

——ダンス以外の活動も始められたと伺いました。

永井さん:ダンスの世界って、うまいのは当たり前で、どこまでいっても人脈で仕事をキャッチする世界だなと思ったんです。だったら、私は仕事をキャッチできる人とつながりに行きそこから仕事をいただくという選択もあると考えて、自分でイベンターという道も経験してみました。会いたい人がいるなら、自分がその人を集客すればいいという発想ですね。

ただのイベントではなく、経営者層の方が来るような形のイベントを開いて、来ていただいた方に「私、こういうことをやっていて」とお伝えする。それがビジネスの道に入っていった始まりだったのかなと思います。

「もったいない。」——人生を動かした一言

自分の道を歩めば歩むほど、母を泣かせた

——保育士を辞めるという決断は、どのタイミングで訪れたのでしょうか。

永井さん:保育士をしながらイベントもやって、いろんなことに手を出してはいたんですけど、ずっとモヤモヤしていたんです。結局、本当に自分がやりたいことの実現に一番近道である生き方ができているのかと。かといって保育士を辞めたら収入面の不安もあるし、

自分の理想の道を歩む選択に移りきれない自分がいて、ふわふわしている時期を過ごしていました。

そんなタイミングで、自分のイベントに来てくれていた人の繋がりから、Y’s(ワイズ)という個人事業主の人たちの集まりでできたベンチャー企業に出会わせてもらい。そのときに言われた言葉を、いまだにすごく覚えているんです。「もったいない」って。

——「もったいない」。

永井さん:その「もったいない」という言葉が、私の中ですごく刺さって。もったいないってなんだろう、と。どういう意味なのかもよく分からないけど、でも何か、自分にはもっと可能性があるんだ、というところですごくワクワクしたのを覚えています。そこからY`sという環境で自分を高めていくことに専念をし始め、保育士を手放しました。

——ご家族の反応はいかがでしたか。

永井さん:私、家族が大好きなんです。父も母も大好きで一緒にいる時間が何より好きで。でも自分が頑張ろうと思ったときに、そこに甘えてしまう自分がいて、これじゃダメだと思って実家を飛び出したのが、ちょうどY’sのメンバーたちと関わったタイミングでした。

当時はかなり、母を泣かせましたね。ちょこちょこ家には帰るようにはしていたんですけど、いつも「気をつけてね」と言いながら、ちょっと涙をすすっている母の姿が、いまだに鮮明に残っています。母を悲しませているのも分かりながら、それでも自分のためにその道を選んだというのは、今でも覚えています。

その姿を見るたびに、「生半可な気持ちじゃなく必ず恩返しできる立派な姿になって自慢の娘になる」と自分を奮い立たせていましたね。

営業・集客・チームビルディングを、エンタメに置き換えながら学んだ

「これをエンタメでやるなら、どうするか」を常に考えていた

——Y’sではどんなことを身につけられたのでしょうか。

永井さん:自分自身で幅広いスキルを身につけるために、営業・集客・チームビルディング。この3つを学べる環境でした。集客はもともとやっていたので強化させて、そこから営業に出て、ひとりでは限界があるためチームを持ってチームビルディングを学んで、という流れでスキルを学んでいきました。

ただ、私はただ単にそれを勉強しただけではないんです。やっぱり自分自身でエンタメの事業をやっていきたいという気持ちが強かったので、集客なら「自分がやりたいエンタメ事業で集客するなら、どんなふうに転用しよう」、営業なら「エンタメで仕事を獲得しようと思ったとき、自分はどう営業に出るんだろう」と、ずっと頭の中で置き換えながら身につけていました。

「なんで美妃ちゃんは?」——その質問が、違和感の入り口になった

夢を聞かれたとき、選択肢が限られた世界

——SOLSIGNの構想は、どこから生まれたのでしょうか。

永井さん:avexに所属したりスクールでダンスをやっていた頃、一緒に頑張るメンバーたちによく言われていたんです。「なんでそんなにダンスで仕事が獲得できるの」「なんでそんなにいろんな場所で踊る機会を獲得できるの」って。

私自身は、欲しいものは自分で手に入れに行くという思いが強いので、こういう経験がしたいと思ったら、どこに行けばその機会が取れるんだろうと、ずっとアンテナを高くしていただけなんです。自覚はまったくなかった。でも周りから「なんで美妃ちゃんは」と何度も言われて、あ、これって当たり前じゃないんだ、と気づかされたんですよね。今のプロジェクトのスタートは、まさにこの思いの部分からです。

——エンタメの現場に対して、違和感を覚えることも多かったのでしょうか。

永井さん:ダンスの世界で将来の夢を聞くと、みんなだいたい「プロのダンサー」「バックダンサー」、もしくは「インストラクター」なんです。私はそれがすごく違和感で。

ダンスを続けてきた子って、レッスンやスタジオに通って続けてきているので、仕事にしようと思ったときに、目にしてきたのが先生か、テレビで見る分かりやすいプロのダンサーがイメージつくものになるんだと思います。だから夢を聞かれたときに、その選択肢しか出てこないのかなと。

でも本当は、MCとしてマイクを持つ仕事もあるし、裏方でエンタメを作り上げる、運営・振付師、照明や音響という仕事もある。そういう選択肢に触れられていないだけなんですよね。

——「経験がすべて」という言葉についてもお話しされていましたね。

永井さん:ダンサーあるあるなんですけど、「経験がすべてだから」と言われて、遠方までわざわざ足を運んで、交通費も全部実費で、出演してもお金がいただけるわけでもない。それが「経験がすべてだよね」という言葉で片づけられてしまっている。そこにもすごく違和感がありました。

5年ぶりに連絡した恩師と、2人で立ち上げた

一言の返事は「ぜひやりましょう」

——SOLSIGNはお一人で立ち上げられたわけではないと伺いました。

永井さん:はい。avexに通っていた頃にお世話になっていた先生がいらっしゃって、あるとき突然、インストラクターを辞められてしまったんです。ただ、その先生の世界観や人生観に、私はすごく刺激を受けていて。

それから5年経って、一緒に旅アプリの開発をしている子の主催のイベントのお誘いがあり、男性とペアで踊る舞踏会のフラッシュモブのお仕事の依頼をもらったんです【kaigai party】。そのときに相手役をお願いできる方は誰かと考えたら、私の中ではその先生一択でした。断られるかもしれないとドキドキしながら連絡をしたら、一言、「ぜひやりましょう」と返事をいただけて。そのお仕事をきっかけに、5年ぶりに再会できたんです。

——そこから、どう話が進んでいったのですか。

永井さん:当時から私のやりたいことや思いをずっと話していたので、「いまだにエンタメの領域で何か事業をやりたい気持ちをずっと持ち続けているがそこに対して本格始動ができていなかった」という話をしたら、「だったら、一緒にやろうよ」と。それでSOLSIGNは、2人で立ち上げたプロジェクトになりました。

私1人だと、イメージはあってもどうやって形にするかが湧ききらなくて、走れなかったプロジェクトなんです。でもその先生はダンスの専門学校でダンスを教えていたり、いろんなプロの現場を経験してきているので、経験値やスキルや人脈がある。大事な教え子の子たちにもチャレンジの場を与えてあげたいんだよね、という話が出たときに、これは絶対にやるべきだと。構想が進んだのが6月ごろで、そこから約1カ月ですべての形を作りました。思いは頭の中に明確にあったので、あとはそれを形にするだけでしたね。

「ありがとう」が、いちばんのエネルギーになる

自分のためのものを、人のために使うと決めた

——ここまでの熱量の源になっている経験はありますか。

永井さん:今までは、自分が手に入れたい、自分が経験したいというものを手にして、自分で満足して、というのを繰り返してきたんです。でも年齢を重ねて、ある程度経験も重ねていく中で、自分が獲得した機会を今度は周りの方に渡してあげる機会が増えていきました。

そのときに、自分が取ってきたものをこうやって渡して、喜んでもらえる姿を見て。自分のために取ってきたもので、こんなに喜んでもらえるんだ、と。今までとは違う幸福度を得たような感覚があったんです。だから、自分のために取ってきた力を、今度は自分の周りの人たちのために使おうというのが、一番強い動機なのかなと思います。

エンタメの世界を生きる誰かのためになって、「ありがとう」と言ってもらえる。その「ありがとう」が、また私のエネルギーチャージになる。だから、もしかしたら自分のためのプロジェクトかもしれないんですけど、それが誰かのためになっているのがすごく分かりやすいので、やりがいも感じますね。

10月24日、名古屋。初めて作品を作る子たちのための舞台

「やってみたかった」子たちで作り上げる

——すでに初イベントが決まっているそうですね。

永井さん:プロジェクトが立ち上がってすぐに、会場を抑え舞台をやると決めました。10月24日、名古屋市南文化小劇場です。会場ってだいたい1年後くらいまで埋まっているんですけど、直近でやりたいと思って探したときに、10月24日の会場予約だけポコッと空いていて。これは運命だと思ってすぐに押さえました。

——どんなイベントになるのでしょう。

永井さん:ダンスの世界では、自分の作品を出して発表できる機会は、プロの方や何回も経験している方がほとんどなんです。でも今回は、初めて作品を作ってみる子にターゲットを置いています。やってみたいと思っていたけど踏み出せなかった子に作品を出してもらって、裏で支えるスタッフもMCも、やってみたかった子たちで作り上げる。主役はそういう経験をしたい子たちです。

——SOLSIGNとしてのターゲット層は、ダンサーの方が中心ですか。

永井さん:ダンサーだけではなくて、モデルさんも、俳優業や女優業をやっている子たちも含まれると思っています。私自身がこうしてインタビューを受けさせていただくこの時間でさえも私にとっては、エンターテインメントの一つというような感覚なんですよね。それぞれの思うエンターテインメントに当てはまるものを遂行しているそんな人たち全てがSOLSIGNのターゲットの対象なのかなと思っています。

年齢も一切制限を設けていません。夢を持つって、年齢は関係ないじゃないですか。小さい子ももちろん夢を持ちますし、私の母だって、今の年齢でも「こういうことをしたいんだよね」と日頃から出てくるんです。だから夢を持つことに年齢制限はないと思っています。

クリエイター事務所、そしてスポーツの世界へ

エンターテイメントを無限大に

——今後の展望を聞かせてください。

永井さん:形としては、クリエイター事務所として法人を設立しようと動いています。エンターテイメントにプロフェッショナルだけを求めているわけではない企業様や、世の中から求められているものって、本気でエンターテイメントを愛する人なら誰でも作り上げることができると思っています。そして、エンターテイメントを極めながらこの世界で頑張っている子たちが山といる。その子たちに機会を作ってあげるなら、クリエイター事務所という形が一番私の理想に近いと思ったんですよね。

身につけてきた営業力を使い、機会や案件は私が獲得してきて、それを経験させてあげるところまで提供していきたいです。

そして今後のビジョンとしては、スポーツの世界と私たちのエンタメをコラボさせていきたいなと考えているのが現在です。

特にバスケ市場。

パートナーの先生が元々バスケ市場のエンタメでお仕事していた経験があり、いろいろ聞いていまして。

“エンターテイメントを扱うにはお金がかかる。”

そんな課題に向き合っているB-リーグの市場に抱いた違和感がありました。

これはバスケ市場だけではない話ではあると感じていますが。

そのお金が課題になっているチームの何かきっかけになれないかなと考えています。

——その先に構想されているものはありますか。

永井さん:エンタメの世界でやりたいことを実現しようとすると、お金が壁になってできないことが多いんです。東京での仕事があっても交通費がかかる、海外の案件でもそう。スタジオを使いたい、自分の作品をやってみたいと思っても、結局お金がかかる。

だから、エンタメに最大限に向き合えるようライバー事務所として資金的な問題も解決したいと考えました。今は推し活の文化がすごく強くなってきている時代なので、自分の思いを発信していきながら言霊を大事に前に進み続け、そこに応援したいと思ってくださる方がついてきてくださった時に、お金という対価が動く。そして自分でやりたいことを実現できる。ゆくゆくは、その子たちが自分のやりたいことを周りの力を巻き込んで実現できるようにしていってもらえたらと思っています。

——マネタイズについては、どうお考えですか。

永井さん:どこまでいっても、「ありがとう」がお金だと思っているんですよね。だからお金、お金というところを考えたビジネスモデルかと言ったら、全然そんなことはなくて。誰かの「ありがとう」。そこから生まれるマネタイズができていければと思っています。最初はボランティアに近いかもしれません。

この考え方が私の強みでもあり弱みでもあるのですが。

背中で見せていく——夢を持つすべての人へ

「やりたいことは、自分次第で叶えていけるんだよ」

——最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。

永井さん:やりたいことを実現するには、まず自分自身が背中で見せていかなければいけないと思っています。「やりたいことって、自分次第や周りの力次第でこうやって叶えていけるんだよ」というのを、今の私がまず見せていきたい。

私と、パートナーの先生の2人の力だけでできないことももちろんたくさんあります。だからこそ応援してくれる人に声をかけて、巻き込んでいく。その姿も見せていけたらなと思っています。そうやって背中を見せながら、その子たちに自分自身で力をつけていってほしい。それが一番の思いです。

エンタメ業界を、ちょっとざわつかせるような取り組みをこれからしていきます。「面白そうな会社が出てきたぞ」と思っていただけたら嬉しいです。

会社概要 会社名:SOLSIGN(ソルサイン)

設立:2026年(クリエイター事務所として法人設立準備中)

代表:永井美妃

事業内容:エンターテインメント領域における未来応援型プロジェクトの企画・運営/イベント企画・制作/クリエイターマネジメント/クラウドファンディング事業(構想中)/スポーツ業界へのエンターテイメント提供

所在地:愛知県名古屋市

取材・文:黒澤優一(株式会社One Rep)

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