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ノウハウ

会社紹介動画を採用・営業で繰り返し活用する方法

広告を配信している間は自社を知ってもらう機会が得られるものの、配信を止めると認知の機会が減ってしまうという課題があります。こうした課題を抱えている場合は、一度制作した動画を採用や営業、知人からの紹介といった場面で、どのように繰り返し見せられるかを検討してみてください。

広告と会社紹介動画の役割を整理する

広告には、届けたい相手へ情報を届けて知ってもらう役割があります。一方で、動画や記事は、会社を知った相手が詳しい内容を確かめる案内先として活用できます。どちらか一方だけを選ぶのではなく、それぞれの役割を分けて考えることが大切です。

動画も、制作するだけで自然に見られ続けるわけではありません。動画の制作担当者や採用担当者が、どのウェブサイトや資料に動画を掲載し、どのような場面で誰が案内するかまで決めておくことで、制作した映像を実際のやり取りの中で活かせるようになります。

サービスの説明に、代表や社員の判断基準を加える

サービスの機能や価格を並べるだけでは、実際に担当する人物の考え方までは伝わりません。代表や社員が、なぜその仕事をしているのか、どのような場面で判断に迷うのかを語ることで、視聴者が会社への理解を深める助けになります。

新しい事業を始めるときにも、既存の動画があれば代表や社員の人柄、会社の考え方を知る手助けになることがあります。ただし、過去の実績に対する信用がそのまま新サービスの品質を証明するわけではありません。新しい事業の内容と実績は、別途伝える必要があります。

動画内の図解:撮影した内容を記事・社内の知識・営業資料へ展開する。
動画内の図解:撮影した内容を記事・社内の知識・営業資料へ展開する。 出典:YouTube採用最高ch 8:22

同じ動画でも、案内する相手に合わせて見るべき箇所を変える

採用候補者であれば働き方、商談相手であれば提供価値、紹介先であれば人物の考え方というように、相手によって知りたい内容は異なります。そのため、担当者が一つの動画を案内する場合でも、「どの場面を見てほしいのか」を一言添えて伝えます。

再生時間の長い動画であれば、動画の制作担当者がテーマごとのタイムスタンプ(時刻リンク)や短い要約記事をあわせて用意すると、案内された相手が使いやすくなります。映像をすべて見なければ何も分からない状態にせず、相手が知りたい情報へスムーズに進める工夫が大切です。

見栄えの良さよりも、仕事内容を理解できる場面を撮影する

華やかなオフィスや特別な生活風景がなくても、仕事上の工夫は十分に撮影できます。顧客への説明、事前の準備手順、現場で気をつけていることなど、外部からは見えにくい日常の業務内容に目を向けます。

業務の担当者にとっては当たり前の作業でも、初めて依頼や応募を検討する人にとっては重要な判断材料になります。動画の制作担当者が、出演者に「何を確認してから仕事を進めるのか」「なぜその手順をとるのか」を聞くことで、単なる作業の紹介にとどまらず、会社の考え方が伝わる動画になります。

動画の掲載場所を把握し、古くなった情報を更新する

まずは、動画を掲載している営業資料、採用ページ、案内メールなどを洗い出します。そのうえで、問い合わせを受けた際に事前にどの案内を見たのかを尋ね、実際の商談や面談の機会と結び付けて効果を確認します。

商品や組織の体制が変わったときは、動画の概要欄や関連ページの情報も更新します。情報を蓄積することと、古い情報をそのまま放置することは別です。繰り返し活用できる情報にしていくためには、公開後の修正や更新を社内の誰が担当するかまで決めておく必要があります。

会社紹介動画の掲載先を一覧で管理する

動画の担当者は、同じ動画を掲載している場所と、それぞれの更新を担当する人を記録して管理します。

活用する場所 見る人 確認する内容
会社ホームページ 初めて会社を知った人 現在の事業内容と一致しているか
求人ページ・面談案内 採用候補者 募集職種や職場の説明が現在も正しいか
商談前の案内 顧客・紹介先 相手の相談内容に関連する場面があるか
社内の説明資料 入社した社員 現在の方針や業務と食い違っていないか

動画の内容に変更が必要になった場合、担当者は動画ファイルそのものだけでなく、動画を埋め込んでいるWebページ、メールなどの案内文、資料内に記載したリンクも合わせて更新します。商談への具体的な組み込み方は、商談前に動画を案内する手順で解説しています。

自社の動画活用を相談する

One Repでは、採用や集客の目的に合わせた動画の企画、制作、運用を支援しています。現在行っている情報発信の見直しや、最初の一本の企画からご相談いただけます。

動画活用について相談する

文・編集:One Rep編集部。関口楽の原稿をもとに、企業の動画活用について解説しています。